東京大学 文系 数学の出題傾向

2017〜2026年度の10年分(40問)を集計しました。

よく出る単元

「◯/10年」は、その単元が出た年数です。1問が複数の単元にまたがるときは、それぞれの単元で数えています。

  • 微分・積分の考え数学II 20問10/10年
  • 場合の数数学A 10問9/10年
  • 図形と方程式数学II 9問7/10年
  • 確率数学A 8問7/10年
  • 整数の性質数学A 5問5/10年
  • 複素数と方程式数学II 5問5/10年
  • 式と証明数学II 4問4/10年
  • 三角関数数学II 4問4/10年
  • ベクトル数学C 3問3/10年

ほかに1問だけ出た単元: 数と式・二次関数・図形と計量・図形の性質・指数関数・対数関数・数列・式と曲線

どれだけ毎年出ているか

10年のうち、その単元が出た年の割合です。上から、ほぼ毎年出る単元の順に並べています。

  • 微分・積分の考え数学II 10/10年最後に出た年 2026年(直近)
  • 場合の数数学A 9/10年最後に出た年 2026年(直近)
  • 確率数学A 7/10年最後に出た年 2026年(直近)
  • 図形と方程式数学II間隔が空いている 7/10年最後に出た年 2024年
  • 整数の性質数学A 5/10年最後に出た年 2026年(直近)
  • 複素数と方程式数学II間隔が空いている 5/10年最後に出た年 2024年
  • 式と証明数学II 4/10年最後に出た年 2026年(直近)
  • 三角関数数学II 4/10年最後に出た年 2026年(直近)
  • ベクトル数学C間隔が空いている 3/10年最後に出た年 2019年
  • 数と式数学I 1/10年最後に出た年 2025年
  • 二次関数数学I 1/10年最後に出た年 2025年
  • 図形と計量数学I 1/10年最後に出た年 2025年

これまでの出題間隔より長く出ていない単元: 図形と方程式・複素数と方程式・ベクトル。出題の間隔が空いたあとに出ることが多い、という意味ではありません(下の注意を見てください)。

これは過去の出題の傾向で、次の入試の予想ではありません。出題は年ごとに出題者が決めるため、出ていない年数が長くても次に出るとは限りません。

年度ごとの出題

数字は、その年度にその単元の問題が何問出たかです。空白は出ていません。列の見出しは年度の下2桁です。

17181920212223242526
微分・積分の考え数学II1222222223
場合の数数学A111121111
図形と方程式数学II2112111
確率数学A1121111
整数の性質数学A11111
複素数と方程式数学II11111
式と証明数学II1111
三角関数数学II1111
ベクトル数学C111
数と式数学I1
二次関数数学I1
図形と計量数学I1

単元と技法の組み合わせ

よく一緒に出る単元

1つの大問に、複数の単元が絡んで出た組み合わせです。

  • 図形と方程式数学II ×微分・積分の考え数学II 9問2024年 第1問、2023年 第2問、2022年 第1問
  • 場合の数数学A ×確率数学A 6問2026年 第2問、2024年 第4問、2023年 第3問
  • 微分・積分の考え数学II ×複素数と方程式数学II 5問2024年 第3問、2023年 第1問、2022年 第2問
  • 場合の数数学A ×整数の性質数学A 4問2026年 第2問、2021年 第4問、2018年 第2問
  • 三角関数数学II ×微分・積分の考え数学II 4問2026年 第4問、2024年 第3問、2020年 第3問
  • 整数の性質数学A ×確率数学A 3問2026年 第2問、2022年 第3問、2017年 第3問
  • 式と証明数学II ×微分・積分の考え数学II 3問2026年 第3問、2024年 第1問、2023年 第1問
  • 三角関数数学II ×図形と方程式数学II 2問2020年 第3問、2019年 第2問

単元ごとのよく使う技法

よく出る単元ごとに、その単元の問題で多く使われた技法です。数字は使われた問題数です。

  • 微分・積分の考え数学II 3次関数6最大値・最小値6定積分4
  • 場合の数数学A 組合せ9場合分け3格子点2
  • 図形と方程式数学II 点と直線の距離33次関数3放物線3
  • 確率数学A 組合せ5格子点2余事象2
  • 整数の性質数学A 組合せ4格子点2合同式2
  • 複素数と方程式数学II 判別式3解と係数の関係2最大値・最小値2
  • 式と証明数学II 不等式の証明2対称式22次関数1
  • 三角関数数学II なす角3加法定理3放物線2

大問ごとの難しさ

全体の平均は 6.6 です(10段階)。BAIMYが独自に付けた目安で、大学や予備校が公表したものではありません。右の小さな数字は、その大問の難易度の最小〜最大です。

  • 第1問 多い単元: 微分・積分の考え・図形と方程式 6.15〜7
  • 第2問 多い単元: 場合の数・微分・積分の考え 6.55〜8
  • 第3問 多い単元: 微分・積分の考え・確率 6.75〜7.5
  • 第4問 多い単元: 場合の数・微分・積分の考え 7.25.5〜9

平均の易しい順: 第1問 → 第2問 → 第3問 → 第4問。大問の並びと難しさは年によって入れ替わるので、解き始める前に全体を見て、手が付けやすい大問から取り組む目安にしてください。

難易度ごとの問題数

  • Lv.5〜5.5 6問
  • Lv.6〜6.5 15問
  • Lv.7〜7.5 15問
  • Lv.8〜8.5 3問
  • Lv.9〜9.5 1問

ほかの大学との違い

同じ文系の8大学(一橋大学・九州大学・京都大学・北海道大学・名古屋大学・大阪大学・東北大学・横浜国立大学)と比べました。数字は、この大学の問題のうち、その単元に関わる問題の割合です。1問が複数の単元にまたがるので、合計は100%を超えます。

全体の難易度の平均は 6.6 で、文系の9校の中で1番目の高さです(ほかの大学の平均は 5.8)。1年あたりの問題数は 4 問で、ほかの大学の平均は 3.8 問です。

ほかの大学より多い単元

  • 図形と方程式数学II 22%ほかの大学の平均 8%
  • 微分・積分の考え数学II 50%ほかの大学の平均 36%
  • 場合の数数学A 25%ほかの大学の平均 12%
  • 三角関数数学II 10%ほかの大学の平均 7%

ほかの大学より少ない単元

  • ベクトル数学C 8%ほかの大学の平均 17%
  • 数列数学B 2%ほかの大学の平均 8%
  • 指数関数・対数関数数学II 2%ほかの大学の平均 5%

単元ごとの過去問

年度・大問番号・単元・難易度(BAIMYの10段階)の一覧です。

微分・積分の考え20問
  • 2026年 第1問 積分法 Lv.6
  • 2026年 第3問 2次関数 Lv.7
  • 2026年 第4問 微分法 Lv.7.5
  • 2025年 第1問 微分法 Lv.6.5
  • 2025年 第4問 積分法 Lv.7
  • 2024年 第1問 図形と方程式・積分法 Lv.6
  • 2024年 第3問 図形と方程式・三角関数 Lv.6.5
  • 2023年 第1問 複素数と方程式 Lv.6
  • 2023年 第2問 図形と方程式・積分法 Lv.6.5
  • 2022年 第1問 図形と方程式 Lv.7
  • 2022年 第2問 微分法 Lv.7
  • 2021年 第1問 微分法 Lv.6.5
  • 2021年 第3問 図形と方程式 Lv.7.5
  • 2020年 第1問 微分法 Lv.6
  • 2020年 第3問 図形と方程式 Lv.6.5
  • 2019年 第1問 微分法 Lv.5.5
  • 2019年 第2問 図形と方程式 Lv.6
  • 2018年 第1問 図形と方程式 Lv.6.5
  • 2018年 第3問 微分法 Lv.6
  • 2017年 第1問 微分法・積分法 Lv.5
場合の数10問
  • 2026年 第2問 確率 Lv.6
  • 2024年 第4問 確率 Lv.7
  • 2023年 第3問 確率 Lv.7
  • 2022年 第4問 確率 Lv.8
  • 2021年 第2問 場合の数 Lv.7.5
  • 2021年 第4問 整数の性質 Lv.9
  • 2020年 第2問 場合の数 Lv.7
  • 2019年 第3問 確率 Lv.7
  • 2018年 第2問 整数の性質 Lv.5.5
  • 2017年 第3問 確率 Lv.5
図形と方程式9問
  • 2024年 第1問 図形と方程式・積分法 Lv.6
  • 2023年 第2問 図形と方程式・積分法 Lv.6.5
  • 2022年 第1問 図形と方程式 Lv.7
  • 2021年 第1問 微分法 Lv.6.5
  • 2021年 第3問 図形と方程式 Lv.7.5
  • 2020年 第3問 図形と方程式 Lv.6.5
  • 2019年 第2問 図形と方程式 Lv.6
  • 2018年 第1問 図形と方程式 Lv.6.5
  • 2018年 第3問 微分法 Lv.6
確率8問
  • 2026年 第2問 確率 Lv.6
  • 2025年 第3問 確率 Lv.7.5
  • 2024年 第4問 確率 Lv.7
  • 2023年 第3問 確率 Lv.7
  • 2022年 第3問 整数の性質 Lv.7
  • 2022年 第4問 確率 Lv.8
  • 2019年 第3問 確率 Lv.7
  • 2017年 第3問 確率 Lv.5
整数の性質5問
  • 2026年 第2問 確率 Lv.6
  • 2022年 第3問 整数の性質 Lv.7
  • 2021年 第4問 整数の性質 Lv.9
  • 2018年 第2問 整数の性質 Lv.5.5
  • 2017年 第3問 確率 Lv.5
複素数と方程式5問
  • 2024年 第3問 図形と方程式・三角関数 Lv.6.5
  • 2023年 第1問 複素数と方程式 Lv.6
  • 2022年 第2問 微分法 Lv.7
  • 2018年 第1問 図形と方程式 Lv.6.5
  • 2017年 第1問 微分法・積分法 Lv.5
式と証明4問
  • 2026年 第3問 2次関数 Lv.7
  • 2024年 第1問 図形と方程式・積分法 Lv.6
  • 2023年 第1問 複素数と方程式 Lv.6
  • 2020年 第4問 式と証明 Lv.8
三角関数4問
  • 2026年 第4問 微分法 Lv.7.5
  • 2024年 第3問 図形と方程式・三角関数 Lv.6.5
  • 2020年 第3問 図形と方程式 Lv.6.5
  • 2019年 第2問 図形と方程式 Lv.6
ベクトル3問
  • 2019年 第4問 平面ベクトル Lv.6
  • 2018年 第4問 平面ベクトル Lv.6.5
  • 2017年 第2問 平面ベクトル Lv.5
数と式1問
  • 2025年 第2問 図形と計量 Lv.8
二次関数1問
  • 2025年 第2問 図形と計量 Lv.8
図形と計量1問
  • 2025年 第2問 図形と計量 Lv.8
図形の性質1問
  • 2023年 第4問 空間図形 Lv.7
指数関数・対数関数1問
  • 2024年 第2問 指数関数・対数関数 Lv.7
数列1問
  • 2017年 第4問 数列 Lv.5.5
式と曲線1問
  • 2018年 第4問 平面ベクトル Lv.6.5

よく使う技法

問題に付けた技法のタグを数えました。数字は使われた問題数です。

組合せ9最大値・最小値7場合分け63次関数6定積分4平面ベクトル4領域4放物線42次関数3面積3

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ほかの大学の傾向

この集計はBAIMYが独自に行ったもので、各大学が公表したものではありません。単元・技法・難易度はBAIMYが問題ごとに付けた分類です。